若さについて

突然ですが、この日記をご覧の皆さまは「若さ」についてどうお考えでしょう?
魅力的?アグレッシブ?はたまた、「若いから許される」とか?


実は前述したとおり、オレ様早く年とりたくて仕方がありません。
というのは、オレ様の周りって、魅力的な年上の人がとても多いから。
日本だと、若いことがすべての特権かのごとく語られがちやけど、
そんなにいいことなんかな?


大卒後に勤務していた会社で常に心がけていたことは、
「新人らしく振舞わない」こと。
外為センターで海外送金のオペレーションをしていましたが、
西日本にある外為取扱店から海外送金に関する問い合わせも受けてました。
支店の若手から支店長クラスまでさまざまな職種の方から問い合わせを受けます。
外為についてわからないことが多い彼らに、安心して顧客からの依頼を受けてもらうには
こちらがきっぱりと、銀行としての方針や海外情勢などを教えなくてはなりません。
そのときの対応が頼りないと、イライラさせちゃうんですね。
オレ様は、外為知識の勉強はもちろんのこと、安心感をもってもらえる話し方や
相手を落ち着かせるための話法などさまざまな工夫をしてきたぞ。
現場では新人であっても、いったん電話に出たらベテランと思ってもらえるように。


おかげさまで指名電話も増えて、「若いことはビジネスでは有利に働かない」ことを
身をもって経験しました。
お偉いさんに「今度2年目」と話すと「え?10年くらいいそうやね」と言われて
とてもうれしかったことを覚えています。
(ちなみに、報酬はインセンティヴじゃないから反映されませんけどね。
そもそも仕事は、報酬が上がるか否かの問題じゃない)


経験が増えて、人生が豊かになるのは若いときには得られない特権やと思う。
だから、日本がなぜ「若さ」を迎合するのかがいまいちわからないんですよね〜