chinatown in London

今日BSでロンドンのチャイナタウンが再開発の波を受けて、昔からの店舗が立ち退きを迫られているという特集をしていました。おいらはエスニックタウンが大好きなので、このニュースにはショックを受けています。
関西で言うなら、神戸の南京町がごっそり変わって、中華料理のアミューズメントパークへ変わってしまうという感じでしょうか。


不景気なのはわかります。
しかし、感情論だととられてもかまいませんが、その土地で生きるために同胞たちと肩を寄せ合ってがんばってきたのです。
そのおかげで、チャイナタウンが形成されて、コミュニティーやツーリストに愛されてきたことを、開発会社は無視して計画を進めるのはいかがなものでしょうか。


ちなみに、再開発は自治体から認可を受けていません。会社側の勝手な都合で行われているそうで、お役所も頭を抱えています。
インタビューの最後に、会社の代表者が「新しいチャイナタウンは30年後街へ利益を還元しているだろう」と言ってますが、コミュニティーを無視した形では裸の王様になっちゃうよ。